ゴルフボールの選び方次第でスコアに関係するの?
この記事では、そんな悩みに答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ゴルファーにとって、ゴルフクラブ選びはスコアを左右する非常に重要なポイントですが、ゴルフボールの選び方も実はかなり重要です。
一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、ゴルフボールによって性能が異なり、飛距離や曲りやすさに大きく関わります。
そこで本記事では、ゴルフボールの基本的な情報から、ゴルフボールの種類・選び方について紹介し、おすすめのゴルフボールについて商品名と特徴を詳しく紹介していきます。
GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。
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ゴルフボール選びが重要な理由


ゴルフボールはどれも同じと考えている人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
ゴルフクラブに比べて軽視されがちですが、ゴルフボール選びも同じくらい重要です。
なぜなら自分に合ったゴルフボールを選ばないと飛距離が出なかったり、曲がりの原因になるからです。
自分のスイング軌道やミスショットの傾向に合わせてゴルフボールを選べば、ショットが改善されるかもしれません。
また、ゴルフボールはデザインや色の種類も豊富で、好みのゴルフボールを使用すればメンタル面でも良い影響を及ぼす期待が持てます。
初心者におすすめのゴルフボールはこれ
結論から言うと初心者にはディスタンス系のゴルフボールがおすすめです。
ゴルフボールにはディスタンス系、スピン系、バランス系と大きく3種類に分けられます。
飛距離が出やすいディスタンス系のゴルフボールは、余計なスピンがかからないので初心者向けです。
各種類の詳しい特徴は「ゴルフボールの種類」で解説します。
ゴルフボールの基礎知識
ゴルフボールの種類を紹介する前に、まずはゴルフボールの基礎知識を解説します。
ゴルフボールの規定サイズ
ゴルフボールにはルールがあり、ルール適応内であれば競技で使用することができます。ルール適応外だと失格になってしまうので注意です。
ゴルフボールは基本的に重量が重く、直径が小さい方が風や空気の抵抗を受けにくく、飛距離が出やすいと言われています。
そこで重さ45.93g以下、直径42.67mm以上という制限が設けられています。
また、重量と直径以外にも公認球には以下の基準が定められています。
- 飛んだ時の初速度が255fps以下であること
- シーム(継ぎ目)を水平と垂直にした2方向で打ち比べたとき、平均値の差が規定値以内(対称性が保たれている)になっていること
このことからメーカーが飛びすぎるボールを作ることを制限していることがわかると思います。
ゴルフボールの寿命は5年
ゴルフボールの寿命の目安として使用中に大きな傷が付いてしまった時です。
当然ながら傷が出来ると性能が落ちるので、新しいものに変えましょう。
ゴルフボールは常温で保存していた場合の寿命は約5年と言われています。
ゴルフボールは温度に弱いので、直射日光に当てたり、夏の車内など高温になる場所で保管すると劣化が早くなります。
保管場所には注意が必要です。
ゴルフボールの選び方


ゴルフボールの性能はメーカーや製品ごとに異なります。
選び方のポイントを抑えて自分に合ったゴルフボールを選びましょう。
今回は以下の4つのポイントを紹介します。
- 推奨ヘッドスピードに合わせて選ぶ
- ディンプル数で選ぶ
- ピース数で選ぶ
- 好みのカラーで選ぶ
推奨ヘッドスピードに合わせて選ぶ
ゴルフボールには推奨ヘッドスピードが設定されており、自分のヘッドスピードに合ったものを選ぶことで、ゴルフボールの性能が最大限に発揮されます。
ヘッドスピードが速いのに女性向けやシニア向けのゴルフボールを使うと、スピンがかかり過ぎたり、曲がりが大きくなります。
ヘッドスピードの目安は、ドライバーの飛距離を5.5で割ると算出できると言われています。
正確なヘッドスピードを測定したい場合は、ショップで測るか、市販の測定器を購入することで測定可能です。
ドライバーの飛距離の目安は、「ゴルフクラブごとの飛距離の目安とは?プロとアマチュアの差も解説!」で解説しています。
ディンプル数で選ぶ
ディンプルとは、ゴルフボールにある窪みのことで、空気抵抗を軽減して揚力を発生させる働きがあります。
ディンプル数が多いほどボールを遠くへ飛ばす力が働くため、高弾道のボールになりやすく飛距離が伸びます。
飛距離が伸び悩んでいる方はディンプル数に注目して選ぶと良いでしょう。
一般的なディンプル数は300〜400前後ですが、中には500を超えるものもあります。
ただし、ディンプル数が上がるにつれて吹き上がりやすくなるので、かえって飛距離をロスしてしまう場合があります。
ピース数で選ぶ
ゴルフボールの内部にはピースと呼ばれる層があり、2ピース、3ピース、4ピース、5ピースの4種類があります。
この層の数や素材の組み合わせにより反発性能、スピン性能、打感などを調節しています。
ディスタンス系は2ピース、スピン系やバランス系は3〜4ピースのものが多いです。
一般的にピース数が多いほど高機能なので、その分価格も高くなります。
初心者や趣味程度に楽しみたい方、練習用のボールを探している方には比較的安価な2ピースボールで十分でしょう。
機能と価格のバランスを考えて、自分に合ったゴルフボールを選びましょう。
好みのカラーで選ぶ
ゴルフボールには白以外にも、ピンクや黄色、緑など派手なカラーボールも数多く販売されています。
カラーボールはショットの軌道を確認しやすく、ラフや池、OBに入ってしまっても見つけやすいのがメリットです。
また、曇り空で視界がはっきりしない場合や冬のゴルフでは特に重宝します。
ちなみに、多くのカラーの中でも蛍光色のグリーンは見失っても目立つので見つけやすいと言われています。
自分の好みのカラーを選べばモチベーションも上がるし、オシャレの一環として楽しみたい方におすすめです。
ゴルフボールの種類
ゴルフボールは以下のように大きく3種類に分類できます。
- 飛距離重視のディスタンス系
- スピンがかかりやすいスピン系
- ディスタンス系とスピン系の両方の特性を持つバランス系
ディスタンス系
初心者の方や飛距離を伸ばしたい方にはディスタンス系のゴルフボールがおすすめです。
ディスタンス系は表面のカバーが硬く、中心のコアが軟らかいため、インパクト時の反発力が高くボールが潰れるので、力が中心までしっかりと伝わります。
ボールが潰れている間は回転しないため、余計なスピンがかからず真っ直ぐ飛ぶのが特徴です。
ですので、ショットがスライス気味になる方にもおすすめです。
なお、飛距離を出すためには一定の浮力が必要なので、スイングスピードを意識しましょう。
また、人によってはスピンがかかりづらいので、飛距離が落ちてしまう場合もあるので注意が必要です。
スピン系
スピン系のゴルフボールはスピンを活かしたコントロールショットやアプローチショットなど、コントロールを重視したい中上級者向けです。
スピン系は表面が柔らかく中心のコアが硬いので、インパクト時にクラブのフェースとの接地面積が多くなり、ヘッドスピードが遅くてもスピンがかかりやすいです。
その分、ディスタンス系に比べてボールの曲がりが大きくなりやすいです。
ただし、フック回転が多かったり弾道が低い場合は、スピン量が増えることで飛距離が伸びるケースもあります。
バランス系
バランス系のゴルフボールはディスタンス系とスピン系の両方の特徴を併せ持ちます。
ディスタンス系とスピン系のそれぞれの性能には劣るものの、バランスに優れているため、ドライバーで飛距離を稼ぎながら、アプローチショットで狙った位置に止めることができます。
表面も中心のコアも軟らかく、異なる素材を組み合わせた3〜4層の多重構造になっています。
様々な状況に対応でき汎用性に優れているので、初心者から上級者まで幅広い層におすすめです。
メーカーごとの特徴
ゴルフボールを製造しているメーカーは各国に存在します。
今回は「タイリスト」「ダンロップ」「ブリヂストン」「キャロウェイゴルフ」「本間ゴルフ」の5つの主要メーカーの特徴を紹介します。
タイリスト
タイリストはアメリカのゴルフ用品メーカーです。
ゴルフ業界最多のゴルフボール関連知的財産を有し、1600件以上の特許を取得しています。
全体的に打感がソフトな製品が多い傾向にあります。
ディスタンス系のボールに関しては、どのヘッドスピードでも扱いやすいものが多く、初心者の方におすすめのメーカーです。
ダンロップ
主にタイヤなど自動車や自転車に関する製品を開発していますが、ゴムを使用した独自の技術でゴルフボールの製造・開発も行っています。
全体的に打感はソフトなものが多く、構造は3〜4層の製品が主流になっています。
上質なゴルフを楽しみたい方におすすめのメーカーと言えるでしょう。
ブリヂストン
世界有数のタイヤメーカーとして有名ですが、ゴルフボールの開発は80年以上の歴史があります。
そのため、多くのトッププロからも愛用されるほどの品質と性能を誇っています。
ディスタンス系からスピン系まで幅広い製品を扱っているので、どの層の方でも自分に合ったゴルフボールを見つけやすいでしょう。
キャロウェイゴルフ
ゴルフ用品を世界的に展開しているメーカーであり、日本国内にも日本法人を設立しています。
ゴルフボールに関してはソフトな打感の製品が多く、ヘッドスピードがあまり速くない初心者や女性向けの製品が主流になっています。
構造は2層が多く、比較的リーズナブルなので、初心者向けのメーカーと言えるでしょう。
本間ゴルフ
1959年創業の老舗ゴルフメーカーの本間ゴルフは様々なゴルフ用品を販売しています。
初心者から上級者まで幅広い層から支持を得ており、ヒット作も多数生み出しています。
リーズナブルで高性能なゴルフボールが多いのが特徴です。
2022年最新ゴルフボールおすすめ10選
2022年最新版のおすすめのゴルフボール10選を紹介します。
タイリスト PRO V1


トータルパフォーマンスに優れており、大きな飛距離を出しつつも、スピンコントロール性を持つのが特徴です。
ロングゲームではスピン量が非常に少なく風に負けない強い弾道で打て、打感はとてもソフトです。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | スピン系 |
構造 | マルチコンポーネント(3層) |
コア | 2.0ZGコア |
カバー | ウレタン・エラストマー・カバー |
ディンプル | 388ディンプル |
ボールナンバー | ー |
タイリスト TRUFEEL


タイリストのゴルフボールの中でも最もソフトな打感を備え、進化した高速コアにより飛距離も出せるボールです。
より薄くなったカバーにより打感が向上し、グリーン周りで優れたコントロール性を発揮できます。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 2ピース |
コア | トゥルータッチコア |
カバー | 2.0トゥルーフレックスカバー |
ディンプル | 376ディンプル |
ボールナンバー | 1、2、3、4 |
ダンロップ スリクソン DISTANCE


2ピース構造で名前の通りディスタンス系のゴルフボールです。
鋭い飛び出しと風に負けない弾道で飛距離が出るように設計されています。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 2ピース |
コア | 高反発大径ソフトファストレイヤーコア |
カバー | 高耐久高反発アイオノマー薄カバー |
ディンプル | 324ディンプル |
ボールナンバー | 1、2、3、5 |
ダンロップ スリクソン Z-STAR XV


4ピース構造のバランス型のゴルフボールです。
飛距離性能も申し分なく、コントロール性にも優れており、プロにも人気のモデルです。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | バランス系 |
構造 | 4ピース |
コア | 高反発ファストレイヤー大径2層コア |
カバー | 高耐久0.5mm極薄スーパーソフトウレタンカバー |
ディンプル | 338ディンプル |
ボールナンバー | 1、2、3、4、5、6、7、8(マスターズ:1、3、5、7) |
ブリヂストン TOUR B XS


フェースに吸い付くようなソフトな打感が特徴で、非常に高いスピン性能を持ちます。
コーティングが強く、耐久力にも優れています。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | スピン系 |
構造 | 3ピース |
コア | ハイドロ LS コア |
カバー | リアクティブiQ・ウレタンカバー |
ディンプル | シームレス330デュアルディンプル |
ボールナンバー | 0、1、2、3、4、5、7、8 |
ブリヂストン TOURSTAGE EXTRA DISTNACE


高初速グラデーショナルコアを搭載したモデルで、高打ち出し・低スピンの飛ぶショットが打てるように設計されています。
バックスピン、サイドスピンを抑えられるので、左右の曲がりも軽減します。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 高反発 ディスタンス 2ピース |
コア | 高初速グラデーショナルコア |
カバー | 高耐久アイオノマーカバー |
ディンプル | 372ディンプル |
ボールナンバー | 1、2、3、4 |
ブリヂストン TOUR B JGR


マッスルコアを搭載することで、潰して飛ばし、復元力で飛ばすという非常に飛距離性能に優れたゴルフボールです。
飛距離性能に加え、心地よい打感も兼ね備えています。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 3ピース |
コア | マッスルコア |
カバー | HR-DRIVERインナーカバー・Neo BOOST POWERカバー |
ディンプル | 326ディンプル |
ボールナンバー | 0、1、2、3、4、5、7、8 |
キャロウェイ WARBIRD


どんなヘッドスピードに対してもボール内部でのエネルギーロスの発生を抑えることができるので、高いボール初速が得られます。
特徴的な六角形のディンプルが空気抵抗を抑えるので、伸びのある弾道で飛距離が出ます。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 2ピース |
コア | ハイエナジー・コア(ポリプタジエン) |
カバー | トライブレンド・アイオノマー |
ディンプル | ー |
ボールナンバー | ー |
キャロウェイ E・R・C SOFTボール


新ハイブリッドカバーを搭載したことで、ロングゲームでは低スピン、高初速、高打ち出しを可能にしながら、ショートゲームにおいても、高いスピン性能と心地良いフィーリングが実現されています。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 3ピース |
コア | ハイエナジー・コア |
カバー | 新ハイブリッドカバー(パラロイド耐衝撃強化剤配合) |
ディンプル | ー |
ボールナンバー | ー |
本間ゴルフ HONMA D1(2022モデル)
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飛距離性能に優れていながら、スピン性能もアマチュアゴルファーにとっては十分すぎる性能を持っています。
低価格、高性能の人気ボールです。
項目 | 内容 |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
構造 | 2ピース |
コア | ロースピンラバーコア |
カバー | 2ピース アイオノマーカバー |
ディンプル | 368ディンプル |
ボールナンバー | 1、2、3、4 5、6、7、8(ホワイトのみ) |
まとめ ゴルフボールにも様々な特性がある
今回はゴルフボールの特徴や選び方について解説しました。
スコアアップにはゴルフクラブだけではなく、自分に合ったゴルフボール選びも大切です。
選び方のポイントは以下の通りです。
- 推奨ヘッドスピードに合わせて選ぶ
- ディンプル数で選ぶ
- ピース数で選ぶ
- 好みのカラーで選ぶ
また、ゴルフボールは大きく以下の3種類に分かれます。
- 飛距離重視のディスタンス系
- スピンがかかりやすいスピン系
- ディスタンス系とスピン系の両方の特性を持つバランス系
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