ゴルフのときは絶対に帽子をかぶらなくてはいけないの?
この記事では、そんな疑問に答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ゴルフ中は、帽子を着用しているのをよく見かけますが、果たしてラウンド中の帽子着用は義務なのでしょうか?
結論からいえば、ゴルフのときに帽子を着用しなくてはいけないという規定やルールは定められていません。
しかし、帽子着用が推奨されているゴルフ場やシーンが多いため、帽子を着用するのが無難であることは間違いありません。
ただし、クラブハウスやレストランでは、帽子着用に関するマナーがあるため、マナー違反にならないためにも覚えておくといいでしょう。
本記事では、ゴルフ中の帽子着用に関するマナー、メリット、ゴルフ中におすすめの帽子の種類について解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、ラウンド中に帽子を着用する意味を理解し、楽しい帽子選びをしましょう。
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ゴルフで帽子をかぶるマナーや義務はない


冒頭のとおり、ゴルフのときに帽子を着用しなくてはいけないという規定やルールは定められていません。
したがって帽子を着用せずにプレーを行なうことは可能です。
しかし、帽子着用が推奨されていることは間違いないため、覚えておきたいマナーについて解説します。
ゴルフで帽子は基本的には必須ではない
ゴルフ場によっては帽子の着用を推奨しているコースもありますが、あくまで推奨なので必須ではありません。
東京オリンピックのときにアイルランド代表として出場したR.マキロイは、帽子を着用せずにプレーしていました。
マキロイは頭が小さいため、スポンサーが用意した帽子でないとサイズが合わず、ナショナルチームの帽子は大きすぎたようです。
オリンピックもゴルフ規則に基づいて行われるため、帽子を着用しなくてもプレーできることは明らかです。
ドレスコードでキャップが必須の場合もある
ドレスコードとして、ゴルフ場から帽子の着用を求められることがあります。
この場合はプレー中に帽子を着用することが義務となりますので、注意しなくてはいけません。
ドレスコードを調べるのが億劫だったり、取引先との接待ゴルフのような場合は、着帽しておくのが無難でしょう。
奇抜すぎる帽子はマナー違反
ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われます。
最近はカジュアルなゴルフウェアなどが増えていますが、あまりにも周りとの調和が取れない奇抜なデザインは、マナー違反となりますので気を付けましょう。
ゴルフデートの時など、気合が入りすぎて奇抜なものを選びすぎないように注意しましょう。
クラブハウスでは脱帽するのがマナー
クラブハウスに入る時は帽子を脱ぐのがマナーです。
クラブハウスはもともと会員たちの社交場として始まりました。
挨拶をするときや会話をするときに帽子をかぶっているのは失礼にあたるため、マナーとしてクラブハウス内では脱帽することになっています。
面倒に感じてしまうかもしれませんが、お互いが気持ちよく過ごせるように到着時、休憩中、ラウンド後にクラブハウスへ入る際は帽子を手に持ちましょう。
レストランには帽子を持ち込まない
クラブハウス内のレストランに帽子を持ち込むことも避けましょう。
ほとんどのゴルフ場のレストランには、入り口に帽子をかけるポールハンガーが設置されています。
このポールハンガーに自分の帽子をかけて、席に向かうことが正しいマナーです。
盗難や置き忘れの心配がある人はキャディバッグに入れてしまうのも良いでしょう。
帽子を席まで持っていくと、帽子についた埃やゴミを食事の場に持ち込んでしまうため、レストランには持ち込まないとされています。
帽子をかぶった方が良い理由
必須ではないものの、ゴルフ中に帽子をかぶることを推奨するコースがほとんどです。
その理由として、次のようなメリットがあります。
- 打球事故から守る
- 紫外線・直射日光から守る
- 熱中症や日射病を対策する
- 防寒対策
- 雨避け
打球事故から守る
帽子をかぶることで、打球が頭に当たったときの衝撃を緩和してくれます。
ゴルフ中には後ろの組が打ち込んできたり、隣のコースから曲がった打球が飛んできたりする恐れがあります。
打球が直接、頭に当たるとケガどころか命にかかわる事故になりかねません。
帽子によって少しでも衝撃を緩和するために、ゴルフ場としても帽子の着用を推奨することが多いです。
紫外線・直射日光から守る
帽子は頭部を紫外線や直射日光から守ってくれます。
ゴルフは1ラウンドで5時間前後も外で過ごすスポーツです。
この時間、直射日光を浴びていると頭皮や髪にかかる負担が大きくなります。
その結果、抜け毛や薄毛、かゆみなどの原因となるので気を付けましょう。
頭皮だけでなく目の保護としても、帽子は大切な役割を果たします。
帽子のつばによって目に入る紫外線を軽減することで、疲労を防ぐ効果も期待できます。
紫外線や直射日光から守る手段として日傘を使うのも有効です。詳しくは「ゴルフ中に日傘は使える?日傘を使うルールやマナーを解説」で解説しています。
熱中症や日射病を対策する
夏場の熱中症や日射病対策に、帽子は有効な手段です。
近年の猛暑のなかプレーすることは、熱中症や日射病のリスクを伴います。
帽子をかぶることで脳の温度を正常に保ち、体温調節機能を狂わせないことが可能です。
フェアウェイ上は日陰がほとんどないため、同伴者が打ち終わるのを待つ時間だけでも相当な負担がかかってしまいます。
帽子をかぶることで、少しでも熱中症や日射病のリスクを軽減させましょう。
防寒対策
冬場のゴルフは寒さとの戦いです。
ゴルフ場は山にあることが多く、平地よりも気温が低いことがほとんどです。
河川敷のゴルフ場は山ではありませんが、風が強いため体感温度が気温以上に低く感じてしまいます。
帽子で頭を覆うだけでも寒さ対策となります。
頭から放出される熱は、なんと身体全体の20%以上です。
体温が下がってしまうと、身体が動かず、思うようなスイングができなくなってしまいます。
自分のプレーのためにも、冬場は防寒対策として帽子をかぶりましょう。
雨避け
ゴルフは、基本的に雨天でも中止にならないスポーツです。
雨のときはレインキャップをかぶることがおすすめです。
普通の帽子をかぶってしまうと、帽子が濡れて冷たくなります。
これは体温を奪う原因となるので避けましょう。
雨用の防水加工されたキャップを着用するとプレーに集中できるようにもなります。
ゴルフに使うおすすめの帽子
ゴルフ用品店に行くとさまざまな形の帽子が売られているため、ご自身の好みやシーンに応じて使い分けるといいでしょう。
ここでは、代表的なゴルフに適した帽子を解説します。
キャップ


キャップは、着用している人が多いためもっとも無難で、どんなシーンとも相性がいいでしょう。
男性女性問わずかぶることができるデザインのため、デザインが豊富です。
ゴルフブランドだけでなく、カジュアルなファッションブランドやラグジュアリーブランドまで出しているので、非常に幅広いデザインが容易されています。
季節によって機能性を選べることもキャップの特徴です。
夏はメッシュ素材にして通気性を高め、冬は起毛のデザインにして保温性を高めるといったことができます。
サンバイザー


サンバイザーも男性と女性ともに人気のあるデザインです。
ひと昔前は、サンバイザーはすこしださいアイテムでしたが、おしゃれを楽しむゴルフ女子たちがサンバイザーを好んでいます。
ヘアカラーやヘアスタイルを表現しやすいので、おしゃれしたいゴルファーにとってサンバイザーは最適な帽子です。
ハンチング


クラシックなスタイルが好みのゴルファーはハンチングがおすすめです。
ニットベストや短パンにハイソックスといったスタイルにマッチします。
ハンチングにもウール素材やリネン素材があるので、季節によって使い分けることが可能です。
アメリカのデシャンボーの真似をして、かぶる人もいるのではないでしょうか。
ニット帽


冬にかかせないのが、ニット帽です。
保温性が高く、耳まで覆うことができるため、防寒対策にぴったりのデザインです。
晴れている冬のゴルフ時には、キャップやサンバイザーの上からかぶることもできますし、つば付のニット帽もあるので、日差しを避けることもできます。
まとめ ゴルフ中に帽子をかぶって損はない!
この記事では、ゴルフ中に帽子をかぶるマナーやメリット、おすすめの帽子の種類について解説しました。
内容を簡単にまとめます。
- ゴルフ中の帽子着用は義務ではないが、被る方がマナー的に無難
- 帽子着用は頭の安全や寒さ・暑さ対策の観点でメリットがある
- キャップだけでなくサンバイザー、ハンチング、ニット帽などもおすすめ
最近のおしゃれなウェアに合わせて、ファッションも楽しむことができ、帽子の種類はどんどん増えています。
帽子をかぶる意味を理解しながらファッションも楽しんで、快適なプレーをしましょう。
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