救済措置で使うクラブレングスの正しい測り方が知りたい!
この記事では、そんな疑問に答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ゴルフでは、ボールが打ちづらい場合に、打てる場所にボールを動かすことがルールで認められており。ボールを動かす距離を測るのにクラブレングスが使われます。
そこで今回は、クラブレングスの正しいルール、測り方、1クラブレングスと2クラブレングスはどんな場合に使うのかについて解説します。
GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。
GOLBA24 4つのポイント
- 科学的根拠に基づいた独自メソッドで、スコアを着実に伸ばすレッスンプログラム
- PGA・A級インストラクターなど、経験と実績豊富なレッスンプロが徹底指導
- 全室が完全個室のスタジオで、落ち着いて練習できる環境
- 高性能カメラ・コンピューターを搭載したシミュレーター「Science EYE」を全室に設置






クラブレングスとは
クラブレングスとは、クラブの長さを意味します。1クラブレングスなら1本分、2クラブレングスなら2本分と表現します。
主にボールが打てない場面で、ボールを近くの位置にドロップ(動かす)する際に、クラブレングスを基準に距離を測ります。
OBやバンカー、池ポチャ、カート道からの救済などの場面で、クラブレングスで距離を測った地点にボールをドロップして打ち直すことができます。
クラブレングスの測り方


クラブレングスを測る際には、「クラブの使い方」と「使用するクラブ」がポイントです。
クラブレングスを測る時のクラブの使い方
クラブレングスを測る時には、基本的には地面にクラブを置いて距離を測ります。
ただし、地面に置いて測らないといけないというルールはないので、クラブを低い位置で地面と平行にしても問題はありません。
あまりにも適当な測定だと、同伴者に不快感を与えてしまう可能性があるため注意しましょう。
クラブレングスを測る時に使用するクラブ
2019年から施行された新ルールで、クラブレングスで使用するクラブの定義は以下のように定められています。
ラウンド中にプレーヤーが持っている14本(またはそれ以下)のクラブ(規則4.1b(1)で認められる通り)のうち、パター以外で最も長いクラブの長さ。
R&Aゴルフ規則
パター以外の最も長いクラブとなると、基本的にドライバーになるため、ほとんどの場合ドライバーの長さが1クラブレングスということになります。
今までのルールでは、クラブの種類や長さについて明記していなかったために、処置を受ける度に救済範囲が変わっていました。
なかには、わざわざ一番長いクラブを取りに行く人がいたりして、スロープレーの原因になっていました。
新ルールにより、計測するクラブの最大値が常に同じになるようにすることで、救済エリアの範囲を定めることが可能になりました。
クラブレングスはドライバーでなくても良い
2019年に改正された新ルールの「パター以外で最も長いクラブの長さ」をそのまま読み解くと、「ドライバーで測定しないといけない」というように受け取ってしまう方が多くいらっしゃいます。
結論から言うと、クラブレングスはドライバーで測定する必要はありません。
ほとんどのクラブがドライバーより短いと考えたとき、必然的にクラブの長さは基準となった1クラブレングスの範囲内で収まるからです。
たとえば、グリーン周りでウェッジしか持っていない場合などは、手持ちのクラブで測っても問題ありません。
これを断言する理由としては、最も長いクラブを地面に置いて計測しなければならないとは明記されていない、というのが最大のポイントです。
またドライバーの長さも一定ではないため、あまり厳密に捉える必要はないでしょう。
スロープレー防止のために生まれた新ルールで、クラブをわざわざ取りに行かせるとは考えにくいとも言えます。
クラブレングスを使う場面
クラブレングスは救済措置で使われますが、場合によって1クラブレングスと2クラブレングスが使われます。
どういった場面で1クラブレングス、2クラブレングスが使われるのか具体例をそれぞれご紹介します。
1クラブレングス
1クラブレングスは、動かせない障害物の中や上にボールがある時や、それがスタンスや意図するスイングの区域の妨げになる時といった、無罰の救済措置の際に使用します。
また、異常なグラウンド状態にボールがある、もしくはアドレス時のスタンスがそれにかかる時にも適用されます。
- 修理地
- カート道路の表面、側面
- コースを仕切る金網や棚
- スプリンクラーヘッド
- 樹木の支柱(添え木)
- 排水溝
- 観客席
- スコアボード
これらの救済処置のドロップでは、1クラブレングスとなります。
2クラブレングス
罰打の付加を受ける場合に使用する2クラブレングスは、下記のような場面で使われます。
上記のケースでは、2クラブレングス以内にドロップしなければなりません。
まとめ 救済時は正しくクラブレングスを使おう
今回は、クラブレングスについて解説しました。クラブレングスはパター以外で最も長いクラブの長さを使い測ります。
場面によって、1クラブレングスと2クラブレングスで測る場面があり、それぞれは次のとおりです。
1クラブレングスの場面
- 修理地
- カート道路の表面、側面
- コースを仕切る金網や棚
- スプリンクラーヘッド
- 樹木の支柱(添え木)
- 排水溝
- 観客席
- スコアボード
2クラブレングスの場面
クラブレングスはドライバーでないといけない、と間違った認識をしている方もいるので、注意しましょう。
GOLBA24は、完全個室の会員制シミュレーションゴルフを都内を中心に展開しています。
仕事帰りや休日に、本格的なゴルフ練習を行いたい方は、まずは無料見学・体験会にお越しください。