ゴルフ場にある杭の種類と役割は?抜ける場合と抜けない場合についても解説

ゴルフ場の杭にはどんな種類があるんですか?

この記事では、そんな疑問に答えます。

こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。

ゴルフ場にはいたるところに杭があり、それぞれが境界を示していたり、残りヤードを示していたりと役割があります。

そこで今回は、ゴルフ場における杭の種類と杭ごとの役割、杭を抜いていい場合といけない場合について解説します。

GOLBA24とは

GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。

GOLBA24 4つのポイント

  1. 科学的根拠に基づいた独自メソッドで、スコアを着実に伸ばすレッスンプログラム
  2. PGA・A級インストラクターなど、経験と実績豊富なレッスンプロが徹底指導
  3. 全室が完全個室のスタジオで、落ち着いて練習できる環境
  4. 高性能カメラ・コンピューターを搭載したシミュレーター「Science EYE」を全室に設置
スクロールできます
目次

ゴルフ場にある杭の種類

ゴルフ 杭

ゴルフ場でプレーするにあたり、覚えておきたいのはこの5種類です。

  • 白杭(OB杭)
  • 黃杭
  • 赤杭
  • 青杭(修理地杭)
  • ヤード杭

それぞれどんな杭なのか解説していきます。

白杭

白杭は、別名OB杭と呼ばれ、白杭と白杭を結んだ線を超えてしまうと、OB(アウトオブバウンズ)になります。

OBエリアに入ってしまったボールは、基本的には1打罰で打ち直しとなりますが、ローカルルールではプレーイング4や前進2打罰が適用される場合があります。

なお、OBゾーンにギリギリ入らなかったボールを打つ場合、OB杭がたとえスイングやアドレスの障害になったとしても、抜いてはいけません

OB杭は固定物という扱いになるため、抜いてしまった場合は2打罰が課せられます。

OBについて詳しくは「OBのルールを解説!公式ルールとローカルルールの違いと前進2打罰の再開について解説」で解説しています。

黄杭・赤杭

2019年にルールが改正され、赤杭と黄杭が示すエリアは「ペナルティエリア」という名称に統一されました。

以前は、黄杭で示した池などを「ウォーターハザード」、赤杭で示した小川などを「ラテラルウォーターハザード」と呼んでいました。

ペナルティエリアでは、無罰でボールをそのまま打つか、1打罰で救済措置を受けることができます。

また、黄杭と赤杭で救済措置が次のように異なります。

黄杭の救済措置
  1. 元の位置から1クラブレングス以内にボールをドロップ
  2. イエローペナルティエリアを横切った地点と、カップを結んだライン上から1クラブレングス以内にボールをドロップ
赤杭の救済措置
  1. 元の位置から1クラブレングス以内にボールをドロップ
  2. レッドペナルティエリアを横切った地点と、カップを結んだライン上から1クラブレングス以内にボールをドロップ
  3. レッドペナルティエリアを横切った地点から、カップに近づかない2クラブレングス以内にボールをドロップ

ペナルティエリアについては「ゴルフのペナルティエリアとは?基本ルールと黄色杭・赤杭の違いについて解説」で詳しく解説しています。

青杭

青杭は、ゴルフ場が指定する修理地を示しています。

芝生が傷んだ範囲を養生するためのエリアや、荒れた斜面などのプレーをするにあたり危険とされる場所なので、エリア内で打つことはできません。

ただ、青杭の示すエリアに入ったボールは、無罰でエリア外に出すことができるので、スコアに影響はありません。

その場合は、ホールに近づかない2クラブレングス内にドロップして打つことができます。

ヤード杭

ヤード杭は、コースの両側に立っている杭のことです。

ヤード表示杭とも呼ばれますが、これはグリーンまでの距離の目安にできる杭で、残りヤードが数字で書かれているのがスタンダードなデザインです。

ほかにも杭事態に距離の数字が書いてあったり、色で残りの距離を区別していたりと様々です。

コースが真っすぐではない場合、左右どちらにボールがあるかによって、残り距離が変わってくることもあるので、ヤード杭は基本的にホール左右に刺さっています。

ヤード杭の距離の測り方

ヤード杭 

ヤード杭は、数字で残りヤードが書かれているもの以外に、杭に書かれた線の本数で残り距離を示してあるヤード杭もあります。

多くのゴルフ場では、線の本数と残りヤードは次のような関係です。

  • 線1本:残り100ヤード
  • 線2本:残り150ヤード
  • 線3本:残り200ヤード

他には、色で残りヤードを示すヤード杭もあり、一般的には、赤(100ヤード)、白(150ヤード)、青(200ヤード)が多いです。

基本的にはグリーンセンターまでの距離を示す場合が多いようですが、グリーンエッジまでの可能性もあるため、事前に確認するかキャディさんに聞くと良いでしょう。

ヤード杭はホールの左右に置かれているので、初めのうちは杭と杭を線でつなぐイメージを持てると、距離を把握しやすいと思います。

ひとつのホールに2つのグリーンがある、2グリーンの場合は、それぞれの左右にある杭がグリーンまでの距離を指していると考えて大丈夫です。

ヤード杭を上手く使って、残りの距離を自分で見極められるようにしてきましょう。

杭が抜ける場合と抜けない場合

白杭以外の杭は無罰で抜ける

赤杭、黄色杭、青杭、ヤード杭は、スイングやアドレスの邪魔になってしまう場合、地面から抜くことが可能です

ちなみにゴミ箱、カートコースの順路表示等の人工物も同様の扱いです。

ただし、白杭(OB杭)に限っては、抜くとペナルティになります。

他の杭とは異なり、OB 杭は固定物とみなされるため、動かすことはできません。

杭が抜けない場合の処置

杭が深く埋まっていて抜けない場合、ボールがペナルティーエリア外であれば1打罰で救済処置が受けられますが、エリア内の場合は救済は受けられません

ゴルフ場の杭などの障害物は、規則上「動かせる障害物」か「動かせない障害物」に属されており、白杭以外の赤杭、黄色杭、青杭、ヤード杭は基本的に「動かせる障害物」の扱いになります。

しかし、杭が合理的な努力で障害物やコースを損傷させずに動かせない場合は、「動かせない障害物」となり、規則16.1「異常なコース状態(動かせない障害物を含む)」が適用になります。

「動かせない障害物」に対しては、「ペナルティーエリアでのプレーヤーの唯一の救済は規則17に基づく」となっているため、1罰打を受け入れて救済措置を受けるしかないのです。

まとめ 白杭以外は抜いても無罰で打てる

今回は、ゴルフ場に立つ様々な杭の違いについて解説してきました。

杭の主な種類は、下記のとおりです。

  • 白杭(OB杭)
  • 黃杭
  • 赤杭
  • 青杭(修理地杭)
  • ヤード杭

なかでも白杭(OB杭)は、プレーの邪魔になったとしても、抜いた場合は2打罰が課せられますので注意しましょう。

GOLBA24は、完全個室の会員制シミュレーションゴルフを都内を中心に展開しています。

仕事帰りや休日に、本格的なゴルフ練習を行いたい方は、まずは無料見学・体験会にお越しください。

この記事を書いた人

植松 諒太(うえまつ りょうた)

GOLBA24マーケティング担当。GOLBA24入社後、レッスンプロの指導を受け、初心者から9か月で100切り達成。主にゴルフ初心者に向けて、ゴルフの魅力や役立つ情報を発信しています。

この記事の監修
北澤 ゴルフ

北澤 利毅(きたざわ りき)

PGA・A級インストラクター(最年少資格保持者)として、GOLBA24のレッスンを担当。トッププレイヤーを目指す方も、もちろん初心者も、短期間で楽しく確実に上達させられるレッスンを実施しています。

SHARE PLEASE!!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる