ゴルフが雨天中止にならない理由とは?歴史からみるゴルフの真実

なんでゴルフは雨の日でも中止にならないんだろう?

この記事では、そんな悩みに答えます。

こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。

野球をはじめ雨天で中止となるスポーツは多いですが、ゴルフは雨でもプレーするのが基本ですよね。

「雨天でもプレーできるから」というのも理由のひとつですが、実はゴルフのルーツ・歴史が、ゴルフが雨の日でも中止にならない理由に深くかかわってきます

そこで今回は、「ゴルフが雨の日でも中止にならない理由」について歴史的な背景から解説をしていきます。

雨の日のゴルフは気が進まない方もいるでしょうが、ルーツを知ることで雨の日もゴルフの醍醐味として楽しめるようになれば幸いです。

GOLBA24とは

GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。

GOLBA24 4つのポイント

  1. 科学的根拠に基づいた独自メソッドで、スコアを着実に伸ばすレッスンプログラム
  2. PGA・A級インストラクターなど、経験と実績豊富なレッスンプロが徹底指導
  3. 全室が完全個室のスタジオで、落ち着いて練習できる環境
  4. 高性能カメラ・コンピューターを搭載したシミュレーター「Science EYE」を全室に設置
スクロールできます
目次

ゴルフが雨でも中止しない理由

ゴルフ 雨

ゴルフはなぜ雨が降ってもプレーするのでしょうか?

おそらく、多くの方は「雨天でもプレーできるから」と答えるでしょう。

雨が降ると、「球が転がらない」「視界が悪くなる」「手が滑る」「集中力がなくなる」というマイナス要素が発生します。

同じ条件でも、野球をはじめ一部のスポーツでは雨天中止となり、ゴルフとは正反対の判断をします。

ゴルフが雨でも中止にならないのは、まずそれぞれのルーツを考えてみるとその理由が見えてきます。

ゴルフの歴史が雨天決行に関係する

歴史を紐解いてみると、たとえば野球は米国で誕生し、栄えました。

ゴルフは英国で誕生し進化を続け、現代へと繋がっています

この2つの国の気候を考えてみましょう。

米国は、広大な国土を持ち、気候も穏やかな地域がとても多く存在しています。

対して英国は、緯度が高く北海道よりも北に位置し、ほぼ毎日雨が降る季節があります

そのため、英国で誕生したスポーツであるラグビーやサッカー、ゴルフや競馬、そしてポロなどは、雨で試合を次週に順延しません。

なぜなら順延したとしても、また雨が降る確率が高いので、順延せずに決着をつけてしまいます。

しかし理由はそれだけではありません。

それは、英国のスポーツは誰がしていたかをみるとよくわかります。

ゴルフは貴族階級の嗜みとして進化

どのスポーツも当初は子供たちの遊びから始まり、次第に大人たちが(一部は賭け事として)遊べるようにルールが整い、「場」が作られていきます。

ただ、英国ではいつの間にかスポーツは「貴族階級の嗜むもの」へと進化していきました。

貴族階級は「統治能力」「引率力」「士気の高揚維持」「強い精神力」を男子に求めていました。

彼らは労働者ではないので、土仕事はしませんし、物作りもしません。

労作行為は一切しなかったのですが、領地の民を守るために「勇気を出して」命がけで戦わなければならない宿命を持たされていました。

フェンシングや銃での決闘もその表れです。

そのような戦いに「雨天」などまったく考慮条件には入りません。

嫌がる兵士を鼓舞し、日頃の鍛錬の成果を出させるように兵の先頭に立って戦わなければならない貴族階級では、その子供たちにラグビーやポロなどを「戦闘訓練」の一部として駆らなず体現させていました。

ゴルフも気候に左右されずキャディと共に常にベストウェイを進む訓練とされ、「貴族階級」の嗜みとして考えられていました。

しかし、やがて今日のように一般の人々も楽しめるスポーツへと進化していったのです。

このような歴史や伝統を受け、1901年に神戸・六甲に駐留している英国人の手で日本初の4ホールから成るゴルフコースが作られました。

それが日本におけるゴルフの歴史の始まりとなったのです。

ゴルフの雨天中止は大損失

ゴルフ 雨天 中止

現在と比べ、食物の保存機能ははるかに劣ることから、もし100名が来場する日に雨天中止になったら一大事。

食物を廃棄しなければならず、運営側にとっては避けたい事態です。

このようなことから、日本のゴルフ界では、「紳士のスポーツ」なので約束された日時を雨ごときで中止すべきではない、と位置づけたようです。

120年掛けて作られた伝統習慣ですから、様々な方々の思いや考えで出来上がったものとして尊重したい習慣です。

ただし、健康に配慮した判断も時には必要。

状況に応じた選択で、ゴルフを楽しみたいものです。

雨天にも対応した季節ごとのゴルフのコーディネートは、次の記事を参考にしてください。

ゴルフは子どもの人格形成にも貢献

さて、冒頭に野球は雨が降ると中止になると述べました。

野球は、英国発祥のスポーツの成り立ちとは異なり、選手の精神面の訓練育成を求めるものではなく、「興行」として観客を重視したスポーツだからです。

このように、スポーツにはプレーヤーの精神力を鍛える目的のものと、観客を意識したものとに分かれています。

日本のゴルフは、何を目的にどうするべきか。

私たちと次世代の方々が方向を作っていくものですが、単に興行に走るのではなく、子供たちの人格形成に貢献するスポーツとしての効果を今後も維持していきたい。

そして、ゴルフ場の数が世界第三位である日本が、本当の意味で「ゴルフ大国」として誇れるように、この素晴らしい環境を衰退させることなく、また次世代のゴルファーも育成していきたいと思っています。

ゴルフの歴史を知って雨ゴルフも楽しむ

雨天決行のスポーツは多くありますが、歴史的な背景を知っていると、雨ゴルフも前向きな気持ちで取り組めます。

ぜひゴルフの歴史を感じながら、雨の日もゴルフの醍醐味として楽しんでもらえたらと思います。

GOLBA24は、完全個室の会員制シミュレーションゴルフを都内を中心に展開しています。

仕事帰りや休日に、本格的なゴルフ練習を行いたい方は、まずは無料見学・体験会にお越しください。

詳しくは「GOLBA24」の公式ホームページをご覧ください。

この記事を書いた人

植松 諒太(うえまつ りょうた)

GOLBA24マーケティング担当。GOLBA24入社後、レッスンプロの指導を受け、初心者から9か月で100切り達成。主にゴルフ初心者に向けて、ゴルフの魅力や役立つ情報を発信しています。

この記事の監修
北澤 ゴルフ

北澤 利毅(きたざわ りき)

PGA・A級インストラクター(最年少資格保持者)として、GOLBA24のレッスンを担当。トッププレイヤーを目指す方も、もちろん初心者も、短期間で楽しく確実に上達させられるレッスンを実施しています。

SHARE PLEASE!!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる