接待ゴルフのポイント!知っておくべき事前準備やマナーについて解説

ゴルフ接待は、どんな点に気を付ければいいの?

この記事では、そんな悩みに答えます。

こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。

取引先や営業先とのゴルフ接待は、今でも非常に価値が高い営業ツールですが、段取りが悪かったり、マナーが悪ければ、当然マイナスです。

ゴルフは紳士のスポーツだからこそ、お相手に迷惑や不快な想いをさせないための準備は欠かせません。

そこで本記事では、ゴルフ接待を完璧にこなすための準備やマナー、気遣いのポイントについて解説していきます。

特に若手社員は準備を任せられる可能性が高いので、本記事を読んで事前にポイントを押さえておきましょう。

目次

ゴルフ接待のメリット3選

ゴルフ接待には、3つのメリットがあります。

  • 普段は時間が取れない方と半日近く一緒に過ごせる
  • 取引に繋がる可能性が高い
  • 自身のスキルアップに繋がる

それぞれについて解説します。

普段は時間が取れない方と半日近く一緒に過ごせる

接待ゴルフは、普段はなかなか時間がとれない取引先や営業先の経営者や重役と会えるのが最大のメリットです。

半日近く一緒に過ごせるため、単純に仲が深まり、今後の営業活動に役立つオフレコ情報が聞ける可能性もあります。

ゴルフ接待の場合だと、プレーに関する話題があるため話題も尽きません。話し下手な方でも、コミュニケーションがとりやすいのも魅力です。

取引に繋がる可能性が高い

営業目的にゴルフ接待がよく使われますが、取引に繋がる可能性が高いです。

また、ゴルフを趣味にすることで、共通の話題が作れるため、新規の取引先を紹介してもらえる可能性があります。

自身のスキルアップに繋がる

接待ゴルフは、営業に直結する部分だけでなく、自分自身のスキルアップにつながります。

接待ゴルフで身に着く力
  • 段取りする力
  • トーク力
  • 紳士的な立ち居振る舞い
  • 周りを見て空機を読む力
  • プレッシャー耐性

いずれもビジネスに役立つ力なので、積極的にゴルフ接待を開催することをおすすめします。

接待ゴルフの事前準備

接待ゴルフやゴルフコンぺを成功させるためには、事前の準備と段取りが重要です。

事前の準備として、5つの準備があるので覚えておきましょう。

  1. メンバー選定とチーム編成
  2. ゴルフ場選び
  3. プレー開始時間を決める
  4. 案内状を送る
  5. 手土産を購入する

それぞれについて詳しく解説していきます。

準備1 メンバー選定とチーム編成

事前にスコアが確認できていれば、スコアを考慮してチーム編成をしておきます。

接待相手の役職や担当営業との関係性を考慮しながら、スロープレーにならないようにチーム編成をします。

人数が多いときは、4人グループになるようチーム編成を行いますが、チーム合計のスコアがなるべく同じになるように編成します。

準備2 ゴルフ場選び

ゴルフ場を選ぶ際には、取引先のスコアも考慮した難易度を選ぶといいでしょう。

難易度が高すぎても楽しめませんし、難易度が低すぎて退屈する可能性もあるので、スコアを参考に選定しましょう。

また、ゴルフ場の場所や予算もゴルフ場を選ぶ際に重要な要素となります。

準備3 プレー開始時間を決める

基本的には、9時にスタートすることが多いため、先方からの指定がなければ9時開始が望ましいでしょう

11時半から休憩、午後は12時半にスタートして15時に終わりというのが、定番のタイムスケジュールとなっています。

プレー開始時間は、コースの空き状況によるのは大前提として、接待相手のご自宅からのアクセスや夜の予定などに気を配ることも重要です。

準備4 案内状を送る

参加者とゴルフ場が確定したら、先方に案内状を送りましょう。

時候の挨拶に加えて、日時・場所・参加者を記載したFAXやメール、メッセンジャーなどで先方に送付します。

案内状を送付した後は、必ず先方に電話して送付したことを伝えましょう

交通状況による遅延やその他の理由でスタートが遅れる可能性もあるので、緊急連絡先として携帯電話番号の記載はくれぐれもお忘れなく。

準備5 手土産を購入しておく

手土産はゴルフ場でも購入できる場合もありますが、事前に準備しておいた方がいいでしょう。

かさばらず、常温で保存でき、日持ちするものがおすすめなので、デパートなどで3,000~5,000円程度の菓子折りを準備するのがいいでしょう。

また、手見上げには熨斗(のし)をつけることもお忘れなく。蝶結びののし紙を利用し、表書きには「粗品」もしくは二回目以降の場合は「御礼」と書くようにしましょう

接待ゴルフ当日の流れ

接待ゴルフのポイントは、時間厳守、マナーを守る、先方への気配りの3つを押さえておきましょう。

当日の流れを頭に入れておけば、スムーズに行動できるのでご紹介します。

  1. ゴルフ場に一番乗りで到着する
  2. お出迎え
  3. 前半ラウンド
  4. 昼休憩
  5. 後半ラウンド
  6. お見送り

当日は、必ず接待相手よりも先に到着しましょう。

事前にコース状況やコースの周り方、トイレやロッカーの場所、天候などを把握しておきます。

交通状況によっては事故や渋滞などで到着に遅れが出てしまう可能性もあります。接待相手よりも遅く到着することがないように、早めの到着を目指し余裕を持って待ちましょう。

接待相手の行き帰りには、しっかりお出迎えすることと、お見送りの際に手土産を渡すのを忘れずに。

帰りのタイミングは、先方の都合でシャワーやレストランを利用しないこともあるので、臨機応変に対応できるようにしましょう。

接待ゴルフで守るべき最低限のマナー

基本的なゴルフのルールやマナーを守るのは当然ですが、なかでも相手先が特に不快に感じる行為は避けるべきです。

ここでは、絶対にはずせないマナーを5つに絞って紹介します。

  • プレイヤーの視界に入らない位置に立つ
  • 前の組に追いついたら静かにプレーする
  • スロープレーしない
  • 元気よく掛け声をかける
  • ラウンドに適した服装をする

プレイヤーの視界に入らない位置に立つ

プレイヤーがアドレスをはじめたら、視界に入らない位置に立ちましょう。自分の影が視界にはいってしまうのも、プレイヤーの迷惑になるので注意します。

視界に入らない以外にも以下の点に注意しましょう。

  • 視界に入らない位置に立つ(影も入らないように気をつける)
  • 前に立たない
  • 動かないようにする
  • 音を立てないようにする

ティーイングエリアや、フェアウェイグリーンそれぞれの立ち位置については、「ゴルフの立ち位置は?マナーをコースのエリアごとに解説」で解説しています。

前の組に追いついたら静かにプレーする

ゴルフ場が混んでいる時など、前の組のティーショットに追いついてしまうことがあります。

大声で話していると、前の組がプレーに集中できないので、アドレスに入った瞬間からおしゃべり禁止です。

同伴者に対してマナーに配慮するのは当然として、前の組の方に対しても迷惑をかけないよう心掛けるのが紳士のスポーツであるゴルフに相応しい振る舞いでしょう。

スロープレーしない

「スロープレー」はマナー違反の中でも最もNGな行為の一つであるとされています。

必要以上の遅延行為は、同伴者だけでなく後続の組の方にも迷惑がかかる行為です。

ゴルフでは「プレーファスト」を心掛け、滞りなくスムーズにプレーすることがマナーとなっています。

スロープレーを防止するために注意点を下記でいくつかご紹介します。

  • ロストボールに備えて、予備ボールを持つ
  • アドレスまではすぐに入る
  • 素振りは2回まで
  • 自分の番になる前に次のクラブを用意して待つ
  • 2打目以降はクラブを多めに持っていく
  • 全員カップインした後はカートまで急いで移動する

同伴者や後続の組のリズムを崩さないよう、スロープレーにはお気を付けください。

また、カップイン後にすばやく移動するのは重要ですが、グリーン上は走ってはいけないので注意しましょう。

元気よく掛け声をかける

同伴者のプレーをしっかり見て、ナイスショットには素直に「ナイスショット」「ナイスアプローチ」と声かけをしましょう。

接待で喜んでもらうためにも、先方のショットをしっかり見届けて、休憩や移動中の話題にするといいでしょう。

ラウンドに適した服装をする

ゴルフといえば「紳士のスポーツ」と呼ばれ、ゴルフ場ではマナーとしてドレスコード(服装規定)が決められていることがほとんどです。

ゴルフ場への行き帰りはレストランや高級ホテルに行くような装いが適切で、ラウンド中はゴルフウェアを着用しましょう。

男性の服装については「男性向け!マナー違反にならないゴルフの服装!春夏秋冬のコーディネート例を解説!」、女性の服装については「女性向け!ゴルフの服装マナーとコーディネート例を解説!」で解説しています。

接待ゴルフで喜ばれる礼状の書き方

ゴルフ接待が終わったら、なるべく早く礼状を書くことをおすすめします。できれば当日中、遅くとも翌日の午前中に書いてください。週末にコンペがあった場合は月曜日の朝までに送ります。

最近はメールやメッセンジャーなどで送るケースも増えていますが、社外の取引先の方へは、メールや手紙で礼状を送るのがビジネスマンとしてのマナーです。

ビジネスシーンなので、一定の形式は守る必要がありますが、当たり障りない文章では逆に印象が悪くなる可能性があります。

当日のラウンドについてや、話したことなどを話題に上げながら、相手の心遣いに対する感謝の気持ちを一筆添えることを心がけましょう。

また、当日撮った写真があれば同封すると印象に残ります。メールでデータを送りつつ、後日手紙も届くようにしておくと効果的ですよ。

写真の裏に、「ラウンドした日付」「開催したゴルフ場名」「一緒に写っている方の氏名」などを書き添えることも忘れずに。

まとめ 相手に楽しんでもらえるゴルフ接待を!

今回は、ゴルフ接待について紹介しました。改めてまとめます。

ゴルフ接待のメリット

  • 普段は時間が取れない方と半日近く一緒に過ごせる
  • 取引に繋がる可能性が高い
  • 自身のスキルアップに繋がる

ゴルフ接待の事前準備

  1. メンバー選定とチーム編成
  2. ゴルフ場選び
  3. プレー開始時間を決める
  4. 案内状を送る
  5. 手土産を購入する

ゴルフ接待の当日の流れ

  1. ゴルフ場に一番乗りで到着する
  2. お出迎え
  3. 前半ラウンド
  4. 昼休憩
  5. 後半ラウンド
  6. お見送り

ゴルフ接待で守るべきマナー

  • プレイヤーの視界に入らない位置に立つ
  • 前の組に追いついたら静かにプレーする
  • スロープレーしない
  • 元気よく掛け声をかける
  • ラウンドに適した服装をする

ゴルフ接待は、今でも効果の高い営業ツールであることに変わりありません。

取引先や営業先が満足してくれるように、綿密に準備して当日に臨みましょう。

この記事を書いた人

植松 諒太(うえまつ りょうた)

GOLBA24マーケティング担当。GOLBA24入社後、レッスンプロの指導を受け、初心者から9か月で100切り達成。主にゴルフ初心者に向けて、ゴルフの魅力や役立つ情報を発信しています。

この記事の監修
北澤 ゴルフ

北澤 利毅(きたざわ りき)

PGA・A級インストラクター(最年少資格保持者)として、GOLBA24のレッスンを担当。トッププレイヤーを目指す方も、もちろん初心者も、短期間で楽しく確実に上達させられるレッスンを実施しています。

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