なかなかスコアが伸びないんだけど、テイクバックに問題があるのかな?
そんな悩みに答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ボールがスライスしやすい方や狙った方向に飛ばない方は、テイクバックの動作に問題を抱えている可能性があります。
特にレッスンプロ以外からゴルフを学んだ方は、間違ったことを教えられて伸び悩んでいることも多いので、今回は「正しいテイクバックを行う5つのポイント」「テイクバックの間違った常識2つ」「テイクバックの練習方法」について、PGA・A級インストラクター(最年少資格保持者)の北澤プロに解説していただきます。
GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。
GOLBA24 4つのポイント
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テイクバックの正しい動き
テイクバックは、一言で言うとスイングの始動の動作です。テークバックと表記されることもあります。
クラブを構えるアドレスからクラブを後方にひいて、トップの状態になるまでの「バックスイング」を始める初期動作のことをいいます。
つまり、テイクバックはバックスイングの一部です。
テイクバックが不安定だと、正しいスイングが再現できずスコアが伸びません。必ず正しいテイクバックを身に着け、きれいなスイングが再現できるようにしましょう。
正しいテイクバックを行う5つのポイント
正しいテイクバックを行うために、次の5つのポイントに注意します。
- 左腕が左胸に接するようにクラブを振る
- 左肩を回す
- 頭を右方向に少し動かす
- 左ひじを曲げない
- フェース面を床と直角に上げる
左腕が左胸に接するようにクラブを振る


テイクバックで気を付けるのは、手だけでクラブを振らないという点です。
意識することとして、シャフトを後方に振る動作で、左腕が左胸に接しながら腕を上げるという点です。
手だけでクラブを振ってしまうと、身体から手が離れてしまい狙った方向に飛ばすのが難しくなります。
左腕と左胸が接することを意識して、クラブを後方に上げていきましょう。
左肩を回す


手だけでテイクバックすると肩が固定されてしまいます。
正しいテイクバックは、クラブを振るとともに肩が右側に回転するような姿勢になります。
前述した左腕と左胸が接する様にテイクバックすれば、自然と肩も回るので左腕を意識してみてください。
頭を右方向に少し動かす
左腕の回転とともに、頭は右方向に少し動くのが自然です。ボールを左目で見る感覚が正しいスイングです。
頭が右方向に動くと、左肩が入るスペースができ、肩がスムーズに回転できます。
左腕、左肩、頭が連動して動いている感覚を持つとキレイなスイングに繋がります。
左ひじを曲げない


左ひじが曲がってしまうと、クラブの軌道がぶれてしまい、ショットが安定しません。
ゴルフは、腕を振り上げて振り下ろすことによって、地面にあるボールをクラブフェースでヒットします。振り上げた動作と振り下ろす動作で同じ軌道を通ることによって狙った方向にボールを飛ばすことができます。
左肘が曲がると、クラブのフェースが身体の後ろ側に行ってしまいます。
しかし、クラブを後ろに振り上げるのが正しい動作なので、テイクバックの際のフェースの位置を確認してみましょう。
フェース面を床と直角に上げる


クラブのフェース面が床と直角に近い角度でテイクバックできていると上半身をうまく使えています。
左肘が曲がったりすると、フェースが床と平行に近くなったり斜めになってしまうので注意しましょう。


テイクバックの間違った常識2つ
レッスンプロ以外からゴルフを学ぶと、間違った常識を教えられる危険性があります。
ここでは、よくある間違った常識として「頭を動かさない」「右脇を締める」の2つ紹介します。
間違った常識:頭を動かさない
「頭が動いたら軸がぶれるから頭を動かないこと。」と注意された方もいるのではないでしょうか。
スイングにおいて軸を意識することは非常に重要なことですが、頭を動かさずにテイクバックすると、肩の回転が制限されてしまい飛距離が伸びません。
また、頭が残るとテイクバックの距離が伸びないため、手首や肘が曲がりクラブの軌道が安定しません。
身体の中心の軸を意識することを、頭を動かさないと勘違いしている方もいますが、意味が全く違うので注意しましょう。
間違った常識:右脇を締める
「右脇を締めてテイクバックしなさい」という教えも、ショットが乱れる原因です。
右脇を締めることを意識しすぎると、バックスイングでかえってフェースが開き、ボールがスライスすることが増えてしまいます。また飛距離も伸びません。
左腕や左肩を正しく動かせれば、右肘が身体に近づき、自然と「右脇は締まる」状態になるので、左を注意して練習しましょう。
テイクバックの練習方法


テイクバックの練習は、アドレスで構えたクラブの後方にボールをおいて行います。
ボールを後方に転がすようにゆっくりテイクバックしてみましょう。


テイクバックした際に、ボールが身体と平行に転がっていけば、正しくテイクバックできています。
一方でボールが身体とななめに転がってしまった場合は、何かしらの原因があります。本記事で解説した内容を見返して、正しいテイクバックを身に着けてください。
慣れてきたらテイクバックのスピードを上げて、ボールが身体と平行に転がるまで練習してください。
まとめ 正しいテイクバックで安定したショットをしよう
今回は、正しいテイクバックの注意点と練習方法について解説しました。改めてポイントをまとめます。
- 左腕が左胸に接するようにクラブを振る
- 左肩を回す
- 頭を右方向に少し動かす
- 左ひじを曲げない
- フェース面を床と直角に上げる
- アドレスで構えた状態で、クラブの後方にボールをおいてゆっくりテイクバック行う
- ボールが身体と平行に転がっているか確認する(平行であれば正しくテイクバックできている)
テイクバックが不安定だと、正しいスイングが再現できずスコアが伸びません。必ず正しいテイクバックを身に着け、きれいなスイングが再現できるようにしましょう。
今回は以上になります。
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