ゴルフの左打ちには、どんなメリットデメリットがあるの?
この記事では、そんな悩みに答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
スポーツの世界においては、左利きが右利きの選手より有利なことはよくあります。
しかし、ゴルフの場合は、左打ちの練習環境や道具の種類が少なく、左打ちは不利に働いてしまいます。
この記事では「左打ちゴルフのデメリット6選」と「左打ちゴルフのメリット4選」を紹介します。
メリット・デメリットを踏まえて、どちらで打つか選択するといいでしょう。
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左打ちゴルフのデメリット6選
ゴルフの左打ちは不利です。ゴルフのプレーそのものに優劣が出るというよりは、環境が整っていないことが不利に働いてしまいます。
世界人口でも左利きは10%と言われており、ゴルフにおいては全体の3%程度とかなり少ないため、日本では右打ちを想定した場面に遭遇するのが大半です。
具体的には、どのように点が不利なのかご紹介します。
左打ちを受け入れるスクールが少ない
ゴルフをやるならスクールに通うことを検討することもあるでしょう。
しかし、残念ながらゴルフスクールは右打ちのティーチングプロばかりで、左打ちを教えるのに慣れていなかったり、そもそも受け入れてもらえない場合もあります。
また、練習場に左打ちの設備がなかったり、充分でない場合もレッスンを受けるのが難しいです。
左打ちでレッスンを受けたい方は、事前に受け入れてくれるスクールを調べましょう。
練習環境が少ない
日本では左打ち用の練習場が極端に少なく、大抵は右打ち専用の打席ばかりです。
左打ち専用の打席や、左右両方使える両打打席が隅の方に数打席用意されているだけといった具合です。
また、ボール供給機も右専用しか完備されておらず、左打ちの人は自分でセットしないといけない場合もあります。
シミュレーションゴルフでは、シミュレーションが使用できない、カメラでスイングが撮影できないということもあります。
このように左打ちの用の環境は、右打ちと同じように整備されていません。
左打ちの参考になる書籍や映像が少ない
書籍や雑誌、Youtubeなどからスイングなどを学ぶことも多いです。
しかし、やはり左打ちの人口がそもそも少ないため、基本的には書籍や映像も右打ちのゴルファー向けのものがほとんどです。
頭の中で無理やり反転して学ぶ人もいるようですが、なかなか正しくイメージできない可能性があります。
ゴルフクラブが少なく高額
練習場も少ないですが、ゴルフクラブも左打ち用は少ないです。
ゴルフクラブは右打ち用と左打ち用では全く別物で、左打ちの人が右打ち用のゴルフクラブでプレーをすることはできません。
海外ブランドでは当たり前のように左打ちのクラブが販売されていますが、日本は左利きも少なければ左打ちも少なく、大きく需要が見込めないためにメーカーも注力していない状況です。
種類自体が少ないので、ブランドやメーカーごとの打ち比べでクラブを選ぶことが難しいです。
ゴルフ初心者は中古品でデビューする方も多いですが、左打ちだと中古品も出回っていないため、自分好みのアイテムを手に入れるのはそれなりに苦労します。
弾道測定の際に左打ちに対応していない場合も
ゴルフの練習場やゴルフショップの試打でも見かける弾道測定器ですが、こちらも基本的に右打ち用にセッティングされています。
携帯タイプの弾道測定器であれば、問題なく使用できるので、ほとんどの場合は設置されている状態なので使うのは難しいでしょう。
室内練習場のシミュレーションゴルフなどでは、弾道測定器だけでなくシミュレーションそのものができなかったり、カメラでの撮影ができない可能性もあります。
ゴルフコースが右打ちに適用されている
ここまでコース外でのデメリットを紹介しましたが、実はコース上でもデメリットがあります。
アマチュアゴルファーの多くが球筋が右に曲がるスライサーだと言われています。
もちろん全てのコースが当てはまるわけではありませんが、日本のゴルフ場ではスライサーに配慮した作りになっている傾向があります。
コースの右側が傾斜地になっていたり、スペースが広く取られていてスライスしてもOBになりづらいです。
反対に左側に曲げると即OBということがあり、左打ちのスライスはOBになりやすいです。
とはいえ、ゴルフはその性質上、他のスポーツに比べて右打ちと左打ちで優劣の差は生まれにくいです。
左打ちゴルフのメリット4選
ここまでデメリットを紹介してきましたが、左打ちにもメリットがあります。
- 練習場が空いている
- 左打ちが有利なコースも稀に存在する
- スイングを正面から見ると鏡写しのように見える
- 左利きの右打ちはスイングが安定しやすい
それぞれについて解説していきます。
練習場が空いている
練習場の予約が取りづらかったり、待ち時間が長くなると嫌ですよね。
左打ちの人口はかなり少ないため、右打ちの打席は埋まっているのに、左打ちの打席だけは空いている、なんてことも。
そのため、比較的スムーズに練習場を使える!といったメリットがあります。
左打ちが有利なコースも稀に存在する
日本のゴルフ場は右打ちに有利なコースが多いと前述しましたが、もちろん右打ちに不利なコースも存在します。
右打ちにとって困難なコースは、逆に左打ちには有利なコースになります。
例えば左ドックレックのコースは、右打ちであれば左への引っかけを警戒しないといけないので不利です。
スイングを正面から見ると鏡写しのように見える
左打ちであれば右打ちのスイングを正面から見ながら、鏡写しのように見たりそのまま真似をすることができるので、スイングを存分に観察することが可能です。
左打ちの上手い人を探すよりも、右打ちの上手い人を見つけて正面から参考にするほうが手っ取り早いですし、鏡写しで見れるからこそ上達が早くなる人もいるようです。
左利きの右打ちはスイングが安定しやすい
こちらは左打ちではなく、左利きであることのメリットです。
右打ちの場合、テイクバックからダウンスイングなどの一連の動作は、左手がリードし右手は添えるだけが理想です。
右利きの人は普段左手を使い慣れていないため、この理想のスイングをするのが難しいです。
しかし、左利きだと左手を使い慣れているので、クラブの軌道が安定し、自然な体重移動を行うことができます。
左打ちのプロもいる
ゴルフ人口の中で左打ちは全体の5%ほどと言われており、プロになると全体の3%とさらに少数派になります。
その中で最も有名な左打ちのプロゴルファーは”The Big Lefty”の愛称を持つフィル・ミケルソン選手です。
フィル・ミケルソン選手は身長191cmの高身長で、2004年にはゴルフの祭典マスターズ・トーナメントでメジャー大会初優勝を飾ったゴルファーです。
その後もメジャー大会では通算6勝を挙げ、世界ランキング自己最高位は2位、生涯獲得賞金ランキングは歴代2位です。
ちなみに、彼は日常生活では右利きだが、幼少期に父親のスイングを正面から見て覚えたため、左打ちのゴルファーになったそうです。
他にもバッバ・ワトソン選手、マイク・ウェア選手、スティーブ・フレッシュ選手、アダム・ブランド選手、日本人では羽川豊選手が有名です。
本格的にゴルフをはじめるなら右打ちがおすすめ
左打ちは練習環境が少ない、クラブの種類が少ないなど、環境面で不利になることがあります。もしこれからゴルフを始めるのであれば、右打ちに矯正する方が選択肢が広がるでしょう。
もちろん、左打ちで活躍するプロゴルファーもいるため、左打ちにこだわるのであればそのままでも問題はありません。左打ちの方がしっくりくるなら、左打ちの方がスコアが伸びるかもしれません。
ご自身のスタイルに合わせて、右打ちと左打ちを選んでみてはいかがでしょうか。
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