7種類のゴルフの資格を紹介!インストラクター選びに役立ちます

ゴルフの資格にはどんな資格があるの?

この記事では、そんな悩みに答えます。

こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。

ゴルフのレッスンを受けるなら、指導者資格を持っているプロに習いたいですよね。

そこで、「ゴルフの資格の種類」と「レべル感」について紹介していきます。

結論としてPGA・A級インストラクターに習うのがおすすめなので、そのあたりの理由も解説します!

GOLBA24には、本記事でも紹介する「PGA・A級インストラクター」が所属しています!

GOLBA24とは

GOLBA24は「本物のゴルフが身に着く」シミュレーションゴルフジムです。新橋駅SL広場から徒歩1分に店舗を構えており、仕事帰りに自主練習やゴルフレッスンが受けられる環境です。

GOLBA24 4つのポイント

  1. 科学的根拠に基づいた独自メソッドで、スコアを着実に伸ばすレッスンプログラム
  2. PGA・A級インストラクターなど、経験と実績豊富なレッスンプロが徹底指導
  3. 全室が完全個室のスタジオで、落ち着いて練習できる環境
  4. 高性能カメラ・コンピューターを搭載したシミュレーター「Science EYE」を全室に設置
スクロールできます
目次

ゴルフ資格の種類

ゴルフの主要な資格は、次のような種類があります。

  1. PGA(日本プロゴルフ協会)
  2. LPGA(日本女子プロゴルフ協会)
  3. JGTO(日本ゴルフツアー機構)
  4. JIPGA(日本インストラクタープロゴルフ協会)
  5. 全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟
  6. USGTF(アメリカ合衆国ゴルフ教師連盟)
  7. NGF(米国ゴルフ財団)

それぞれの資格についてご紹介します。

PGA(日本プロゴルフ協会)

日本におけるプロゴルファーには、TP(トーナメントプロ)とTCP(ティーチングプロ)の2種類があります。

TPとTCPの違い

TPは選手としてプレーするためのプロ資格、TCPはゴルフを指導することに特化したプロ資格です。

TCPにはB級とA級ライセンスがあり、B級を取得した後、さらに4日間の講習を4回受けるとA級の資格が取得できます。

TPを取得するためのPGA認定プロテスト

TPを取得するためのPGA資格認定プロテストは、16歳以上の男性であれば誰でも受験できます。

全国2〜3会場におけるプレ予選からはじまり、1次、2次、最終プロテストの実技試験を突破すると資格が取得できます。

各段階における成績上位者が勝ち進んでいくのと同時に、推薦選手や選考会による出場資格取得者、アマチュア競技成績優秀者を加えて試験が進んでいきます。

そして、最終プロテストにおける上位50位タイまでの人が合格となります。

TCPを取得するためのPGA認定プロテスト

TCPB級は満20歳以上に達する方に受験資格があります。

審査内容は以下の通りです。

  1. 書類審査:主な競技成績、「将来どのようなゴルフ指導者を目指すのか」というレポート
  2. プレ実技審査:36Hストロークプレー、合格基準は168ストローク以内
  3. 実技審査:36Hストロークプレー、合格基準は158ストローク以内の上位100名
  4. 最終審査:面接審査と筆記試験があり、筆記試験の科目は「ルールテスト」と「基本ゴルフ教本テスト」

最終審査合格者がTCPB級講習会の参加資格を得ます。

約1年間で計26日・200時間超の講習を受講します。

PGA認定プロテスト講習内容

講習内容は実技指導・スイング理論から接客における礼儀作法や心理学、医学から栄養学まで多岐にわたります。

前期は11月、1月、3月、5月、後期は7月、9月で、各月連続した4〜5日程度の講習を受けます。

各月に検定試験とレポート課題を実施し、それぞれ合格点に達しない場合には再履修となり、それでも不合格の場合は次年度に再履修となります。

こうして全科目で出席点と試験・レポートの両方で基準に達するとTCPB級合格となり、ティーチングプロの称号を得ることができます。

LPGA(日本女子プロゴルフ協会)

1974年にPGAから独立した団体で、PGAと同様にTPとTCPの資格認定を行っています。

TPは満17歳以上の女性が受けることができ、大まかな認定までの流れはPGAと同様です。

プレ予選はなく1次、2次、最終プロテストの実技試験を突破すると資格が取得できます。

最終プロテストにおける上位20位タイまでの人が合格となります。

TCPは満18歳以上の女性に受験資格があります。

認定までの流れは以下の通りです。

学年内容
1年目LPGA審査、実技審査、最終審査、LPGAガイダンス
2年目B級講習会前期(4学期16日間)・後期(2学期9日間)
3年目A級講習会(4学期16日間)、入会審査

PGAよりもLPGAの方が、TCP取得までに時間がかかります。

これまでPGAはTCPの募集を男性に限定していましたが、現在は募集要項から「男性」の文言を外し、女性でも募集できるようになりました。

JGTO(日本ゴルフツアー機構)

JGTOは、1999年にPGAから分裂してできた団体です。

JGTOが主催するクォリファイングトーナメント(QT)を突破した選手が、JGTOツアープレイヤーの肩書きを得ることができます。

QTとは来季のプロゴルフトーナメントの出場資格を勝ち取るためのトーナメントです。

QTは上位勝ち上がりシステムで、1stから3rdラウンド、ファイナルラウンドまで実施され、勝ち抜いた選手が来季のプロゴルフツアーの出場権を得ます

プロゴルフツアーに参加中の選手であっても、一定の成績に達しなければ出場権は消失し、来季は再びQTからの挑戦になります。

1年に1度行われるQTでは1stラウンドは約300人、2ndでは昨年度に1stを突破した選手と3rdで敗退した選手を合わせて約1000人がエントリーします。

さらにファイナルでは出場権を失った選手もエントリーするので、最終的にQTを突破できるのは上位20名ほどです。

JIPGA(日本インストラクタープロゴルフ協会)

JIPGAは1993年に設立され、ゴルフインストラクターの育成や資格認定等を目的に結成された団体です。

主な活動は、月例研修会や年2〜3回のイベント、ブラインドゴルフ大会などのボランティア活動です。

会員になると資格を利用してのレッスンが受けられたり、有資格者との交流ができます。

入会するためには満20歳以上で心身健全であること、実技試験と面接に合格する必要があります。

実技試験の内容は、指定のゴルフ場で18ホール78ストローク以内で合格です。

全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟

全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟は優れたゴルフレッスンプロ/ゴルフインストラクターを養成し、ゴルフ界の復興に寄与することを目的として1997年に設立されました。

受験資格は満18歳以上で高校卒業以上の学力を持つ、ゴルフの指導技術を高めたい人、ゴルフスクールを開業したい人などを対象としています。

講習内容は指導実技実習を主体としたカリキュラムが組まれており、開催期間は5ヶ月間、合計6日間です。

資格認定されるためには、講習で取得した指導法を初心者に指導し、80点以上で合格です。

また、ラウンド審査では以下の基準が設けられています。

性別年齢ティーマーク合格基準
男性一般バックティー85ストローク以内
50歳以上フロントティー85ストローク以内
60歳以上フロントティー87ストローク以内
女性一般フロントティー93ストローク以内
50歳以上フロントティー95ストローク以内
60歳以上レディースティー95ストローク以内

USGTF(アメリカ合衆国ゴルフ教師連盟)

USGTFは1989年にアメリカで設立され、ゴルフの指導を職業とする人々の訓練と教育方法を世界規模で標準化し、資格認定制度を実施しています。

取得できる資格にはレベル1〜4があり、レベル1はゴルフスクールなどを運営している法人・団体が対象で試験はなく、講習の参加のみで資格を取得することができます。

レベル2はラウンドテストはありませんが、ゴルフ指導の基礎、オンプレーンスイング理論の理解と模範ショットについて指導とテストを受ける必要があります。

レベル2を取得後は準会員として、ゴルフ初心者・中級者を対象に指導を行うことができます。

レベル3ではゴルフを指導する上で最低限必要とされる知識、指導技術、プレー、各種ショットの模範を示す能力が求められます。

レベル3を受けるためにレベル1,2を取得する必要はなく、レベル3から受験することができます。

資格取得後は、求人の紹介、WGTF世界大会代表選手への応募などが可能となります。

試験科目はゴルフ規則テスト、指導法テストその1、2、ラウンドテストがあります。

ラウンドテストの合格基準は以下の通りです。

男性(49歳まで)2ラウンド,グロス合計168ストローク以内
男性シニア(50~59歳)2ラウンド,グロス合計168ストローク以内
男性スーパーシニア(60~69歳)2ラウンド,グロス合計172ストローク以内
男性グランドシニア(70歳以上)2ラウンド,グロス合計176ストローク以内
女性(49歳まで)2ラウンド,グロス合計170ストローク以内
女性シニア(50~59歳)2ラウンド,グロス合計172ストローク以内
女性スーパーシニア(60歳以上)2ラウンド,グロス合計176ストローク以内

レベル4はレベル3取得後から2年以上経過し、プロ指導者として社会的に高い評価を受けている会員に受験資格が与えられます。

まず、指定のゴルフコースで男性約7000ヤード、パー72のコースを2日間、合格スコアは2ラウンドとも79ストローク以内のラウンドテストに合格する必要があります。

女性は6000ヤード以上パー72のコースを2日間、82ストローク以内が基準となります。

ラウンドテスト合格者は続けて、指導理論の発表、各種ショットのデモンストレーション試験、筆記試験を全て合格することでレベル4会員の認定を受けられます。

NGF(米国ゴルフ財団)

1936年に設立された財団で、主に、NGF FAR EASTのビジネスメンバーの取得を目的にセミナーを行っています。

ビジネスメンバーになるとNGF FAR EASTとエージェント契約を結び、NGFが持つゴルフプロフェッショナルとして必要なプログラムの商業実施権が提供されるほか、NGF認定のレッスンやスクール運営、イベントを開催することができます。

一次審査は書類審査、二次審査ではレポート課題が与えられます。

その後、レポートの内容に応じてスイング6原則や、8つのスイングトレーニングドリルに関するセミナーを受講します。

続いて実技審査がありますが、合格基準等は公表されておりません。

最後に以下のテーマから1つ選んで論文を書いたら試験は終了です。

  1. ゴルフ指導者としての大切なスキルや取り組みについて
  2. ゴルフが生涯スポーツと言われる理由について
  3. 今後のゴルフ活動についての目標、目的について
  4. ビギナーゴルファーへのルールやマナーの指導方法について

ゴルフインストラクターが持っておくと良い資格

まず初めにゴルフの指導やスクールの開講を行う上で、特別な資格は存在しません。

資格がないから違法とはならず、誰でもゴルフを教えることはできます。

ただし、指導を受ける側からすると、資格や肩書きがない人に教わりたいとはならないはずです。

これまで紹介してきたように様々な資格が存在しますが、日本で指導するならばPGA(日本プロゴルフ協会)またはLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が認定するTCP(ティーチングプロ)の資格が絶大な信頼を持つでしょう。

ちなみに「ティーチングプロ」はPGAの登録商標になります。

ですので他の団体の資格を持つ指導者はレッスンプロやインストラクターと呼ぶのが正しいです。

レッスンを受ける前にインストラクターの資格を確認しよう

ゴルフに関する資格は選手としての資格から指導者としての資格まで、数多くあります。

もちろん、資格がすべてではありませんが、資格を保有しているインストラクターの方が安心感はありますね。

GOLBA24では、PGAティーチングプロA級のスタッフから直接指導をうけることができます。

仕事帰りや休日に、本格的なゴルフ練習を行いたい方は、まずは無料見学・体験会にお越しください。

この記事を書いた人

植松 諒太(うえまつ りょうた)

GOLBA24マーケティング担当。GOLBA24入社後、レッスンプロの指導を受け、初心者から9か月で100切り達成。主にゴルフ初心者に向けて、ゴルフの魅力や役立つ情報を発信しています。

この記事の監修
北澤 ゴルフ

北澤 利毅(きたざわ りき)

PGA・A級インストラクター(最年少資格保持者)として、GOLBA24のレッスンを担当。トッププレイヤーを目指す方も、もちろん初心者も、短期間で楽しく確実に上達させられるレッスンを実施しています。

SHARE PLEASE!!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる