ゴルフスコアの「パー」とか「バーディー」って何?
この記事では、そんな悩みに答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ゴルフスコアには、「パー」や「バーディー」といったほかの競技にはない独特の呼び方がありますよね。
ゴルフに馴染みが無いと覚えずらいですが、覚えないまま取引先との接待や上司とラウンドすると、ガッカリされてしまうので、必ず覚えておきましょう。
今回は、ゴルフスコアの数え方について解説していきます。
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ゴルフスコアに関するルール


ゴルフはスコアを競うゲームで、スコアが小さければ小さいほど良いスコアとなります。
まずは、基本的なスコアに関するルールを解説します。
規定打数は基本72打
ゴルフは1ラウンド18ホールが基本で、各ホールには規定打数(パー)が定められています。
規定打数は通常のホールだと「4」、距離が長いホールは「5」、距離が短いホールは「3」と決められており、それぞれ「パー4」、「パー5」、「パー3」と呼ばれます。
多くのコースではパー5とパー3が4ホールずつ、パー4が10ホールの合計72打が基本となります。
つまり、全てのホールを規定打数で回り切るとスコアは「72」ということになり、それより1打多いと「+1(ワンオーバー)」、1打少ないと「-1(ワンアンダー)」と言います。
また、後ほど詳しく解説しますが、各ホールのスコアの呼び方も規定打数より多いか少ないかで変わります。
例えば、パー4のホールを5打でカップインしたら「ボギー」、3打だと「バーディー」と呼びます。
スコアの数え方
基本的なスコアの呼び方は、次の表の通りです。
パーを基本として、パーとの差により呼び名が変わります。
打数 | パー3 | パー4 | パー5 |
---|---|---|---|
1打目 | -2(ホールインワン) | -3(ホールインワン) | -4(コンドル、トリプルイーグル) |
2打目 | -1(バーディー) | -2(イーグル) | -3(アルバトロス、ダブルイーグル) |
3打目 | 0(パー) | -1(バーディー) | -2(イーグル) |
4打目 | +1(ボギー) | 0(パー) | -1(バーディー) |
5打目 | +2(ダブルボギー) | +1(ボギー) | 0(パー) |
6打目 | +3(トリプルボギー) | +2(ダブルボギー) | +1(ボギー) |
7打目 | +4(ダブルスコア) | +3(トリプルボギー) | +2(ダブルボギー) |
8打目 | +5(ダブルパー) | +4(ダブルスコア) | +3(トリプルボギー) |
9打目 | +6 | +5(ダブルパー) | +4(ダブルスコア) |
10打目 | +7 | +6 | +5(ダブルパー) |
パーの意味


前述の通り、各ホールには規定打数が定められており、その規定打数通りの打数で上がることを「パー」と言います。
パー4のホールを4打でカップインしたらパーです。
同様にパー3のホールを3打、パー5のホールを5打でカップインしてもパーと呼びます。
パーというスコアの呼び方は「同じ」という意味で、規定打数と同じという意味から来ているそうです。
規定打数とは言うものの、ゴルフ初心者がパーを出すことは難しいので、規定打数をオーバーしていても落胆する必要はありません。
ボギーの意味
規定打数でカップインすることがパーですが、それよりも1打多かった場合は「ボギー」と呼びます。
さらに打数が増えるごとにボギーの呼び方が変わり、パーより2打多ければ「ダブルボギー」、3打多ければ「トリプルボギー」と名称が変わります。
ちなみに、4打多いと「クァドラプルボギー」、5打多いと「クィンテュープルボギー」と呼びますが、あまり使われることはなく「+4」「+5」と表現する方が一般的です。
打数がどんどん増えると焦ってしまうかもしれませんが、まずはスコア100を切ることを目標にしている方はダブルボギーならOKという気持ちで臨めば、気楽にラウンドすることができるでしょう。
目安のスコアについては「ゴルフの目安となるスコアを解説!100切りを目指す4つのポイントとは?」で解説しています。
バーディーの意味
バーディーとはボギーの反対で、パーより1打少ない打数で上がることを言います。
パー4のホールを3打でカップインしたらバーディーとなります。
同様にパー3のホールを2打、パー5のホールを4打でカップインしたらバーディーと呼びます。
バーディーは「小鳥」を意味する言葉で、後ほど解説するイーグルやコンドルなど、ゴルフスコアには鳥を表す言葉が使われます。
プロであれば1ラウンド中にバーディーを何回か出すのは当たり前ですが、初心者がバーディーを出すことは難しいです。
ラウンド中に1度でも出せればラッキーくらいの感覚でいましょう。
イーグルの意味
イーグルとはバーディーよりもさらに良いスコアで、パーより2打少ない打数でカップインすることを言います。
パー4のホールを2打、パー5のホールを3打で上がるとイーグルです。
パー3のホールを1打で上がったらイーグルではなく、ホールインワンと呼ぶ方が一般的です。
その他のスコアの呼び方
前述したスコアの呼び方以外にも「ホールインワン」「アルバトロス」「コンドル」などの呼び方もあります。
ホールインワンは1打目のティーショットでカップインすること、アルバトロスはパーより3打少ない打数でカップインすること、コンドルはパーより4打少ない打数でカップインすることを言います。
これらはプロの試合でもほとんど見られないでの、テレビ中継などで見られたらラッキーです。
1打目でカップインするホールインワンが1番難しそうに感じますが、達成者はアルバトロスやコンドルよりも多いです。
なぜならアルバトロスやコンドルはパー5のロングホールでしか出せないためです。
ゴルフスコアの数字と記号での付け方
スコアカードには、ホールごとに区切られていて自由にスコアを書き込めるようになっています。
単純に4打で上がったら「4」と記入するのも良いですが、パーを基準にして、パー4のホールを4打で上がったら「0」と記入することもできます。
この書き方の場合はボギーなら「+1」、バーディーなら「-1」と記入します。
ホールアウト後に記入した数字を合計すれば、規定打数72に対してどれだけオーバーしているのか、アンダーなのかがわかりやすいです。
また、パーは「-」、ボギーは「△」、ダブルボギーは「□」、バーディーは「○」というようにスコアを記号で書く人もいます。
スコアカードの書き方は「【初心者向け】スコアカードの書き方とは?ゴルフ上達に活かす使い方もあわせて解説」で解説しています。
スコアにペナルティの加算をする
ゴルフスコアは打った数の合計に、ペナルティを加算したものです。
OBや池ポチャ、ペナルティエリアにボールが入り救済措置を取った場合、ペナルティになります。
また、素振りの際にボールに触れて転がったら1打罰、他人のボールを打ってしまったら2打罰などゴルフには多くのペナルティが存在します。
このようなペナルティでスコアが加算されてしまうと勿体無いので、ペナルティを出さないように注意しましょう。
世界最小のスコアとは
現在の1ラウンドでの世界最小スコアは、オーストラリア人のライン・ギブソン選手が出した「55」です。
アメリカのオクラホマ州にあるRiver Oaks Golf Club(6700ヤード・パー71)で、2012年の5月に、2イーグル・12バーディーを奪い達成しました。
まとめ スコアの呼び方と意味を覚えましょう
今回は、ゴルフスコアについて解説しました。
最後に、改めてスコアを表にまとめます。
打数 | パー3 | パー4 | パー5 |
---|---|---|---|
1打目 | -2(ホールインワン) | -3(ホールインワン) | -4(コンドル、トリプルイーグル) |
2打目 | -1(バーディー) | -2(イーグル) | -3(アルバトロス、ダブルイーグル) |
3打目 | 0(パー) | -1(バーディー) | -2(イーグル) |
4打目 | +1(ボギー) | 0(パー) | -1(バーディー) |
5打目 | +2(ダブルボギー) | +1(ボギー) | 0(パー) |
6打目 | +3(トリプルボギー) | +2(ダブルボギー) | +1(ボギー) |
7打目 | +4 | +3(トリプルボギー) | +2(ダブルボギー) |
8打目 | +5 | +4(ダブルパー) | +3(トリプルボギー) |
9打目 | +6 | +5 | +4(ダブルスコア) |
10打目 | +7 | +6 | +5(ダブルパー) |
各ホールには規定打数(パー)が決められていて、それを基準にどれだけ多い、または少ない打数でカップインしたかでスコアの呼び方が変わります。
また、ゴルフスコアは打った数だけではなく、ペナルティも加算することを忘れないようにしましょう。
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