「ドライバー」「アイアン」「パター」とか、ゴルフクラブは種類が多くてよくわからない!どれを持っていればいいの?
この記事では、そんな悩みに答えます。
こんにちは!シミュレーションゴルフスタジオ「GOLBA24(ゴルバ24)」の植松です。
ゴルフクラブは種類が多く、「ドライバー」「アイアン」「パター」など、なんとなく名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、ゴルフ初心者の方だとそれぞれのクラブの特徴まで理解している方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は「各クラブの特徴」をひとつずつ解説していきます。
また、最後に「初心者が最低限持っておくべきクラブ」についても解説するので、クラブ購入予定の方はそちらをご確認ください。
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クラブの名前は「ウッド、アイアン、ウェッジ、パター」に分けられる


ゴルフクラブは大きく分けるとウッド、アイアン、ウェッジ、パターの4つに分類されます。
ウッドは基本的に飛距離が欲しいホール序盤の1打目や2打目で使用するクラブです。
ボールを遠くに飛ばす「ウッド」


ウッドは1W、2Wのように番号で分類されます。ボールを遠くに飛ばすときに用いるため、主にティーショットで用いられます。
また、2Wから5Wはまとめて「フェアウェイウッド」とも呼ばれます。
ウッドの種類 | 呼称 | 推定飛距離 | 使用場面 |
---|---|---|---|
1W | ドライバー | 240y | ティーショット |
2W | ブラッシー | 230y | ティーショット(ショートホール) グリーンまで距離があるフェアウェイ |
3W | スプーン | 220y | |
4W | バッフィー | 210y | |
5W | クリーク | 200y | |
7W | ショートウッド | 180~190y | |
9W | |||
11W |
距離よりも方向性を重視した「アイアン」


アイアンは飛距離は100〜200y程度で、狙った場所・方向にボールを飛ばすためのクラブです。
主に、2打以降のグリーンを目指す際に使われ、フェアウェイはもちろんのこと、ラフやバンカーなど様々なシチュエーションに対応しています。
アイアンの種類 | 呼称 | 推定飛距離 | 使用場面 |
---|---|---|---|
1~4l | ロングアイアン | 190〜210y | グリーンまで長距離のフェアウェイ |
UT | ユーティリティ | 180〜200y | |
5l | マッシー | 180y | グリーンまで中距離のフェアウェイ |
6l | スペード・マッシー | 172y | |
7l | マッシー・ニブリック | 163y | |
8l | ピッチング・ニブリック | 142y | アプローチショット |
9l | ニブリック | 130y |
アイアンの種類については、「アイアンの種類を4つのポイントで分類!初心者におすすめのアイアンとは?」で詳しく解説しています。
グリーン周りでカップに寄せる「ウェッジ」
ウェッジはアプローチショットで使用するクラブです。
アプローチショットとは、グリーン周りからボールを打ちグリーンに乗せ、カップに寄せる短いショットのことです。
ウェッジの種類 | 呼称 | ロフト角度 | 推定飛距離 | 使用場面 |
---|---|---|---|---|
PW | ピッチングウェッジ | 44〜48度 | 110〜120y | 低弾道、ランニングアプローチ |
AW | アプローチウェッジ | 49〜53度 | 95〜110y | アプローチ |
SW | サンドウェッジ | 56〜58度 | 80〜100y | バンカー、浮かせたいアプローチ |
LW | ロブウェッジ | 60〜62度 | 60〜70y | 浮かせたいアプローチ |
カップに入れる「パター」


パターはグリーン上でカップに入れるために使用するクラブです。
パターは、ボールを転がすことに特化させているクラブなのでロフト角がほとんど付けられていません。
カップインするために使用するゴルフクラブはパターでなくてもかまいませんが、ローカルルールでパター以外の使用が禁止されている場合があります。
ウッドの特徴や役割


ウッドに属するドライバーやフェアウェイウッドなどについて、詳しく解説していきます。
ドライバー(1番ウッド)(1W)
ドライバーはゴルフクラブの中で1番飛距離が出るクラブで、1番ウッド(1W)とも呼ばれます。
主にティーショット(第1打目)に使用されるクラブなので、飛距離を出すためクラブは長く、ヘッドは大きく作られています。
ただし、クラブの長さゆえに芯に当てるのが難しく、初心者であればフェアウェイウッドやアイアンを使用するのも良いでしょう。
また、ヘッドの体積が430cc以上の大きいドライバーの方が、安定して飛ばすことができるので初心者向けです。
フェアウェイウッド(2W~5W)
ウッドの中でドライバー(1W)以外のものをフェアウェイウッドと言い、その名の通りフェアウェイ上で使用されるクラブです。
ドライバーの次に長いクラブで、ヘッドの形状はドライバーのヘッドを小さくしたような形です。
飛距離はドライバーの次に飛び、主にセカンドショットで使用されます。
また、初心者の方やショートコースでは1打目に使用する場合もあります。
2W(ブラッシー)
ドライバーよりも曲がりづらく、スプーンよりも飛距離を出すことができます。
昔は誰でも持っていたほどメジャーなクラブでしたが、ドライバーの性能の向上とともに使う人は減ってしまいました。
3W(スプーン)
ブラッシーの次に飛距離が出るクラブで、使用頻度も高くメジャーなクラブです。
ゴルフセットを買うと大抵は一緒に入っています。
ティーショットにもよく使用されますが、初心者の方には難易度は高めです。
4W(バフィー)
ドライバーやスプーンよりもコントロール性に優れており、2打目・3打目によく使用されます。
しかし、最近ではユーティリティと呼ばれる、よりコントロールしやすいクラブの登場で使用頻度は減りました。
5W(クリーク)
ロングアイアンよりも打ちやすく、飛距離も出せるので頻繁に使用されます。
コントロールしやすいクラブなので幅広い層に使われています。
アイアンの特徴や役割
アイアンは飛距離や方向の打ち分けなどコントロール性に優れているクラブで、1〜9番までを飛距離に応じて使い分けます。
アイアンはもっとも種類が多い
1番アイアンが最も飛距離が出て、9番アイアンが最も飛距離が短いクラブです。
基本的に1~4番アイアンをロングアイアンと呼びます。ただし、5番アイアンもロングアイアンに分類されることもあります。
番手が1つ上がると約10yずつ飛距離が伸びます。
また、アイアンには「マッスルバック」「キャビティ」「ポケットキャビティ」「中空」の4つのヘッドタイプに分類されます。
ゴルフクラブの中では最も本数が多く、アイアンがスコアに直結するとも言われているので、自分に合ったアイアンを見つけましょう。
ユーティリティ(UT)
ユーティリティは、フェアウェイウッドよりも短い距離の打ち分けに便利で、ロングアイアンに代わるクラブとして人気があります。
ロングアイアンよりも球が上りやすく、ミスショットに強いという特徴を持っています。
ウッドとアイアンの中間のクラブで、一般的に難しいとされるロングアイアンを簡単にしたものなので初心者の方におすすめです。
ヘッドの形状により「ウッド型」と「アイアン型」に分けられます。
ウッド型
ウッド型は日本のユーティリティに多く、フェース面が前に出ているのでコントロールしやすいのが特徴です。
アイアン型に比べてシャフトが長いのでヘッドスピードを上げやすく、小柄な日本人と相性が良いです。
アイアン型
欧米ではユーティリティはハイブリッドと呼ばれており、シャフトの先端が太くアイアンに似た特徴があります。
シャフトは短く、フェース面もあまり出ていないので、体格の良い欧米人向きです。
アイアン型は利き手方向に球が曲がってしまうスライスに強いのが特徴です。
ウェッジの特徴や役割
ウェッジは飛距離を出すことよりも、ボールを上げたり、バックスピンをかけるのに適しています。
グリーン周辺のアプローチだけでなく、バンカーショットやラフからの脱出にも使える便利なクラブです。
ウェッジはロフト角で分類され、飛距離の出る順に「ピッチングウェッジ」「アプローチウェッジ」「サンドウェッジ」「ロブウェッジ」に分けられます。
ピッチングウェッジ(PW)
ピッチングウェッジはウェッジの中で1番ロフト角が少なく、飛距離が1番出やすいウェッジです。
球が浮きにくいので、ランニングアプローチ(ボールを転がすアプローチ)を行う時に使用します。
ランニングアプローチは比較的簡単なので、初心者でも使用する機会は多いでしょう。
アプローチウェッジ(AW)
ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間に位置するウェッジです。
高弾道のボールを打てるため、ロブショットで浮かせてから転がすピッチ&ランにおすすめのクラブです。
サンドウェッジ
サンドウェッジは主にバンカーショットで使用されます。
ボールを上げやすくなっているため、バンカーショット以外にもディープラフや通常のアプローチでも使用される機会があります。
ロブウェッジ
ロブウェッジはボールを高く上げることに特化し、スピンをかけやすいのが特徴です。
ボールの転がりを予測するのが難しい場面でも、着地点にピッタリと止めるのに役立ち、予想外のランを防げます。
パターの特徴や役割
パターはボールを転がすことに特化したクラブで、グリーン上でカップに入れるために使用されます。
ヘッドの形状には「ピン型」「マレット型」「ネオマレット型」などのクラブが存在します。
ピン型
ヘッドが小型のため、自分の感覚で転がすイメージが強くコントロール性に優れています。
また、ヘッドの重量バランスをトゥ側とヒール側にバランスよく配置されているので、ミスショットにも比較的強いです。
マレット型
マレット型は直進的なストロークが出しやすいのが特徴です。
重心距離が後方に置かれているので、ストロークした際のブレが発生しにくい設計になっています。
また、ピン型に比べてヘッドが重いので、パターの重さで距離をコントロールしたい方におすすめです。
ネオマレット型
近年主流になってきているネオマレット型は、マレット型同様に直進性に優れていて、重さで距離を出しやすいヘッドです。
マレット型との違いはヘッドの形状が長方形に近く、ピン型のように構えやすく方向性が出しやすいことです。
また、他のタイプに比べてヘッドが大きくミスにも強いことが特徴です。
初心者が最低限持っておくべきクラブ
ゴルフのルールではクラブは14本まで持ち込むことが可能ですが、初心者のうちは14本揃える必要はありません。
初心者セットでも一般的な、以下のクラブを揃えておくと充分にゴルフを楽しむことができます。
- ドライバー
- フェアウェイウッド(3W、5Wなど)
- ユーティリティ
- アイアン(7I、9Iなど)
- ピッチングウェッジ
- サンドウェッジ
- パター
ゴルフクラブの初心者セットでも、だいたいはこれに近いセットが売っているよ!
初心者の方がクラブを選ぶ際は、ヘッドが大きくボールに当てやすいクラブ、ボールが上りやすそうなクラブを選ぶのがポイントです。
また、少し重たいと感じるクラブでスイングした方が、体で形を覚えることができます。
まとめ 自分に合ったクラブを見つけよう
本記事では、ゴルフクラブの種類とその特徴について解説しました。
ゴルフクラブは種類が多く、どのクラブにもそれぞれの特徴があります。色々なクラブを試してみて、自分の体格やクセに合ったクラブを見つけるといいでしょう。
GOLBA24のレッスンでは、それぞれの体格やクセに合わせて、相性のいいクラブをお伝えしています。
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